表参道ヒルズのイタリアンダイニング「フラテリ パラディソ(Fratelli Paradiso)」。WINE-WHAT!?での既報のとおり、ここでしか出会えないワインもあり、料理もワインも発見に満ちたこの料理店が、初のワインメーカーを招いてのイヴニングイベントを開催する。あわせる料理は、ビュッフェ形式にて、イタリア伝統の料理だ。

めったに飲めないワインだらけです

「フラテリ パラディソ(Fratelli Paradiso)」は、オーストラリアでナチュラルワインを広め、世界的な人気にも大きく貢献したシドニーの名店、なのは、WINE-WHAT!?での既報のとおり。ナチュラルワインに強いこの料理店が、初のワインメーカーを招いてのイベントを仕掛ける。しかもふたつも。

まずは11月18日(土)。イタリアはピエモンテから3人の生産者が来日。ピエモンテの伝統料理とともに、彼らのワイン、なんと10種類以上を一気に楽しめる。料理は、前菜、パスタ、メインディッシュ、デザートとフルコースをビュッフェ(スタンディング)スタイルでの提供。つまり食べ放題の飲み放題。

まずは、Borgatta(ボルガッタ)。ピエモンテ州のオヴァーダという土地のワイナリーで、ドルチェットとという北イタリアで栽培されているブドウをつかった「Dolcetto di Ovada」が目玉。ボルガッタからは、ピエモンテの土着品種、バルベーラをつかった、「Barbera del Monferrato」も登場。こちらは2011年ビンテージと2012年ビンテージがあるので、ビンテージ間の飲み比べ、もできる。酔いすぎないうちに、トライしておきたいところだ。

つぎに、Case Corini(カーゼコリーニ)。サステイナブルな農業の重要性を唱える農学博士、ロレンツォ コリーノと息子グイードによって営まれるワイナリー。個性あふれるナチュラルワインを生み出す。ブドウの樹の樹齢、生産数、どれだけ人の手を加えていないか、などは、ぜひ、本人にも聞いてみてほしいところ。ワインは5種類。やはりバルベーラをつかう「Barla」の2010年と2011、2012、2013年ヴィンテージのブレンドだという「Vinot」、 バルベーラを主体に、ネッビオーロをブレンドした「Achille」の2007年ヴィンテージと、2012年と2013年ヴィンテージのブレンド、そしてネッビオーロをつかった「Centin」の2013年ヴィンテージが登場する。ひとつのワイナリーから、これだけワインが揃うなんてこと、普通はワイナリーにでも行かない限りありえない。しかも造った本人がそこにいるのだ。ワイン好きなら、こんな稀有な機会、逃したくないと思うはず。ピエモンテではなく、東京で体験できるのだから。

最後は、Canonica(カノーニカ)。最良のバローロの造り手などと称されることもある、ナチュラルなワインの造り手。生産本数5,000 本程度、そのすべてが馴染みの客が購入してしまうという、滅多に出会えないワイン。「Barolo Paiagallo」の2012年と、2013年ヴィンテージ、さらにもっとめずらしい、バルベーラをつかった「Barbera d’Alba 2015」も登場する。

そして、もうひとつのイベントが11月20日(月)開催、ヴェネト州の生産者リカルド・ザノット(Riccardo Zanotto)を招いてのディナー。料理はもちろん、ヴェネト州の伝統料理で、ビュッフェ(スタンディング)スタイルにて、前菜、リゾット、デザート。ワインは「Zanotto col Fondo」、「Verdiso」、「ZB Prosecco」という3種類をお好きなだけ!

これを楽しめるのは、日本では、まずないこと。果たしてどんなワインなのか? そこで、ザノットが、こんなメッセージを寄せているので、紹介しよう。

「プロセッコが何を伝えるべきか。これについて、僕なりの考えがある。僕のプロセッコを飲む時には、そこに、過去のストーリーを、僕が恋におちてしまった香りを、僕の個性を、見つけてもらいたいんだ。プロセッコは、証人なんだ。なんらかの場所を定め、現代のワイン造りのメソッドを信頼して、それでできるか、というと、それだけでは足りない。リサーチが必要だ。品種、土壌、技、伝統、タイミング……そういったものの正しい組み合わせをみつけていく作業は、農家というより、テイラー、生産者というよりはセレクターに近い。僕が何年もつづけているのは、品質を、味を、伝統の技を選択するテイラーの仕事なんだ。」

「リカルド・ザノット。それが僕だ。毎年、”ファンド”からワインを造る。スティルワインでもスパークリングのプロセッコでもつくるけれど、僕はブドウ畑はもっていないから。信頼のおける労働者、ワイン造りの専門家のアドバイスがあって、僕はボトルのなかに、僕のワイン、僕の考えを詰め込むことができる。グラスに鼻をつっこむのをやめて、テクニカルシートもそのへんに置いてくれ。オステリアで飲むみたいに飲もう。一緒に時を過ごそう。」

とのことだ。

さて、そろそろ具体的な話をしよう。

場所はいずれも、Fratelli Paradiso
(東京都渋谷区神宮前4丁目12−10 表参道ヒルズ 本館 3F)
11月18日(土)は
18:30(ドアオープン) 19:00(イベントスタート) 、 22:00(クローズ)
価格はお一人様 10,000円(税サ込み)
定員は60名

11月20日(月)は
19:00(ドアオープン) 19:30(イベントスタート)、21:30(クローズ)
価格はお一人様 6,500円(税サ込み)
定員は60名

いずれのイベントも、すでに申し込み多数とのこと。イベントへの参加申し込み、問い合わせは、店舗まで(Tel 03-3408-0800)。ちなみに2つのイベント両方に参加する場合は、15,000 円(税サ込み)となる。

公式Facebookはこちらhttps://www.facebook.com/fratelliparadisojapan/

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WINE-WHAT!? 編集部
WINE-WHAT!? 編集部
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