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3,000円以下バリュー・ワイン・コンクール「2018新春に飲みたい64本」篇

WINE-WHAT!?読者が選ぶ《ひとりでしみじみ》《ふたりでしっとり》《みんなでわいわい》金、銀、銅!

《ふたりでしっとり》部門 金賞

14 メルシャン
コンチャ・イ・トロ
カッシェロ・デル・ディアブロ デビルズ・ブリュット
[泡・白]

●生産国/地域:チリ/コキンボ リマリ・ヴァレー D.O.リマリ・ヴァレー
●品種:シャルドネ87%、ピノ・ノワール13%
●希望小売価格:1,900円

1833年より畑を開墾、今日のチリワイン全盛の礎を築いたコンチャ・イ・トロ社。品種と栽培地をうまく組み合わせ、銘柄によって使い分ける。たとえば同ブランドのスティルのシャルドネはカサブランカ・ヴァレー産だが、こちらのスパークリングはより冷涼なリマリ・ヴァレーで育てたシャルドネを使用。

斎藤 白桃のニュアンスがあり、酸は活き活き。ゆっくり語り合いながら飲みたい。
安達 泡はふわふわとクリーミー。ライチをはじめトロピカルフルーツが香る。料理は選ばないはずだけど、個人的には水炊きと。
小澤 淡い色調が美しい。細かい泡立ちが長く続き、口中では一気に広がっていく。

15 三国ワイン
ロジャーグラート
カヴァ ゴールド・ブリュット
2015
[泡・白]

●生産国/地域:スペイン/ペネデス
●品種:チャレッロ40%、マカベオ30%、パレリャーダ30%
●希望小売価格:2,200円

1860年、スペイン版シャンパーニュの生産を目指し、プライベート用として創業者がスパークリングを造ってみたのがすべての始まり。厳選した地場品種をブレンド、瓶内二次発酵で仕上げるスタイルが定着し、ついにはカバというスペインのワイン文化を支える新ジャンルにまで成長した。

斎藤 泡立ちに安定感があり、長く続く。男性的とも女性的ともいえるキャラクターで、俳優だと坂口健太郎的なワイン。
安達 なめらかな飲み口。2人でも楽しそうだけど、1人でも1本イケそう。
小澤 トップに甘味を感じ、華やかなイメージ。パーティでも映えそう。

16 布袋ワインズ
グリュエ
ドメーヌ・サン・ヴァンサン ブリュット
N.V.
[泡・白]

●生産国/地域:アメリカ/ニューメキシコ他
●品種:シャルドネ80%、ピノ・ノワール20%
●希望小売価格:2,700円

シャンパーニュの名家が、新たなスパークリング産地としてポテンシャルを見出したのはアメリカのニューメキシコ州だった。標高1500mの高地で有機栽培の畑を広げ、高級スパークリングを生産。より手頃なこちらのワインは、ニューメキシコのほかカリフォルニアやワシントンのブドウもブレンドしている。

斎藤 青りんごが香り、酸とミネラルがありつつ全体はまろやか。グビグビ飲めちゃう。
安達 味が細かくマイルド。石灰のニュアンス、また黒ブドウの存在も感じる味わい。
古島 とてもコクがあり、香りも華やか。料理は肉系にも魚系にも合い、コスパと使い勝手がいい! 年末しっとり飲むのにも最適。

17 日本リカー
コンチャ・イ・トロ
マルケス・デ・カーサ・コンチャ カベルネ・ソーヴィニヨン
2015
[赤]

●生産国/地域:チリ/コキンボ リマリ・ヴァレー
●品種:カベルネ・ソーヴィニヨン95%、カベルネ・フラン4%、シラー1%
●希望小売価格:2,200円

マルケスとは侯爵の意味。1718年、スペイン国王から侯爵の位を授かったコンチャ家にちなみ、アッパークラスのワイン・シリーズ名に採用された。ボルドー系品種からスタートしたコンチャ・イ・トロ社だけに、カベルネ種を使用するワインは大得意だ。

斎藤 ブラックチェリーが香り、バランスがとれている。上司と今年一年を振り返りつつ語り合うような場で、一緒に飲みたい。
安達 タンニンがしっかりとしている。クリスマスデートのメインディッシュと。
古島 タンニンも果実味もパワーがある。 
富山 ハーブの香りとほどよい苦味で、飲み疲れしない。ローストチキンと合わせたい。
小澤 淡い色調が美しい。細かい泡立ちが長く続き、口中では一気に広がっていく。

18 モンテ物産
メリーニ
“ネオ・カンパーナ”キアンティ・ゴヴェルノ
2014
[赤]

●生産国/地域:イタリア/トスカーナ
●品種:サンジョヴェーゼ、メルロー、カベルネ
●オープン価格:2,030円

ひと昔前、キアンティと言えば背が低く藁に包まれたボトルが象徴的だったが、輸送に耐えるようそのボトルを開発したのがメリーニ社。このキアンティは、翌春に果汁を追加して再発酵を促すトスカーナの伝統的手法、ゴヴェルノ方式を採用。

斎藤 外観は明るいルビー色。赤系果実の風味が広がる。マッシュルームのピザと。
安達 フランボワーズが香り、なめらかな舌触りでチャーミング。バルで飲みたくなるが、家飲みでも料理を問わず楽しめそう。
古島 熟したベリー系果実のニュアンスと、甘味を伴う果実味あり。年始のお祝い時に。
富山 枯れ草や土のニュアンスも感じる。 

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