番外編その2 旅行カバンにしてみた
2月5日発売のWINE-WHAT!?掲載予定なので、まだ詳細はお伝えできないのですが、編集部はとあるホテルの取材で、2017年も押し迫ったある日、新幹線に乗って取材の旅へと出かけました。
1泊2日のその旅に持ち出したのがボトルフライヤー。ワインボトルは一本も入れず、カメラ、メモ帳、ペンケース、雑誌、着替え等を入れ、フロントのポケットには、ノートPC。
この程度はワインボトル12本を運べるボトルフライヤーにとっては、容量的にも重量的にも余裕といったところ。また、この、本来とはちがった使用から、いくつか気になるところと対処方法も発見しました。
1.路面の湾曲と段差に弱い
東京の道は込み入っていて、路面も必ずしも平滑ではありません。人のおおい時期ともなると、歩けるスペースも限定されるもの。ちょっとした路面の歪み、段差でバランスを崩すことも。
内容物の重量が左右になるべく等しくかかるように、バランス良く荷物を入れるのがコツです。
2.階段をどうするか
バリアフリーが叫ばれる昨今ですが、やっぱり階段を登り降りしたほうが早い、という状況は、特に駅周辺では多発します。こういった段差をどうスマートにクリアしてゆくかで、ボトルフライヤーとの付き合い方がだいぶ変わってくると感じました。強引にハンドル部をひっぱったりするのはご法度。余計なダメージを与えてしまいます。
活用すべきはこのベルト。やや短めにして、階段はもちろん、人のおおい場所などでは、持ち上げてしまったほうが結果的に楽でした。特に年末は、師走であって、もたもたしていると周囲から妙なプレッシャーを受けます。ボトル12本、約20kgを持ち上げるのは、さすがに無理があるのでは? などとも考えましたが、前述のボトル12本入りボトルフライヤー、街中で肩からかけてもみたのですが、長時間はさすがに厳しいものの、ちょっとした段差や階段の通過のあいだくらいならば、それほど大変ではありませんでした。黒い箱型形状ゆえか、なかに重量物がはいっていることを知っているゆえか、持ち上げるのには心理的な抵抗があったようです。実際やってみると、ほどよくソフトかつ意外とコンパクトなボディは、肩にかけてもそれほど邪魔になりません。しかも1泊2日の旅行用の荷物など、ボトル12本にくらべれば軽いもの。
ハンドルはすばやくストンと短縮できるので、ひっぱるスタイルから肩かけスタイルへの移行は素早くできます。ベルトの付け根部分には取っ手があって、洗濯カゴのようにも持ち運べますが、それよりも肩にかけてしまったほうが手っ取り早いです。
そして、新幹線では、足元にちょうどおいておけるくらいのサイズ。
20リットル程度のサイズの小型ビジネス用キャリーバッグの代用として、ワイン好きビジネスパーソンには、いざとなったらワインが入るキャリーバッグとして、オススメしてみたいところです。