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イエア・ワインズのヤニス・パラスケヴォプロスと恵比寿で出会う

オーストラリア発のタイ料理レストラン「Longrain」のイベントから

WINE WHAT onlineでも告知した、ギリシャのワイナリー「イエア・ワインズ」のヤニス・パラスケヴォプロス氏とともに、イエア・ワインズのワインと、恵比寿「Longrain」のタイ料理を楽しむイベント、「GAIA x Longrain a clash of senses.」に、WINE-WHAT!?も参加した。

この会のことは、ワインのこともふくめて、すでに、トラキアトレーディングの岡崎氏が、詳細にレポートしてくれているので、ここでは、ちょっと個人的な感想を記したい。

ヤニス・パラスケヴォプロスさん

飲んでみてほしい

筆者がヤニス・パラスケヴォプロスさんに会うのは、今回で2回目だった。

ちょうど1年前、ヤニスさんを招いてのセミナーに参加させてもらい、そこで「イエア・ワインズ」のワインをはじめて口にした。それはとても印象的で、独特で、表現の難しいワインだった。イエア・ワインズのワインからは、ヤニスさんの、ギリシャの土着品種をつかったワイン造りへの愛があふれているように感じられた。

その愛は複雑で、ヤニスさんは求道的であり、研究者のように緻密で、そして経営者としては冷静なのだ、と筆者には感じられた。

それが事実かどうかはわからないけれど、恵比寿ガーデンプレイスタワー 39階のロングレインでのイベントで再会したヤニスさんは、やっぱり独特の迫力があって、そのワインは、やっぱりそのヤニスさんのワインだった。

以下、その時の写真にキャプションをつける。イエア・ワインズのワインの、一部だ。

イエア・ワインズのおそらく代表的なアシルティコ、タラシティス。樽をつかったものと、つかわないものとがある。写真はつかわないもの。美しい酸と、少し甘みを感じる香りがあり、力強くも、エレガント

アルカディア山脈で育てられるモスコフィレーロと コリントス平原で育てられるロディティスという品種を半々で使った白ワイン、ノティオス。さっぱりと軽やかで、食前にもいいし、ダラダラと飲むのにもよさそうだ

アシルティコ ワイルドフェルメントはおなじサントリーニ島のアシルティコながら、タラシティスにつかわれるものよりも香り豊かなアシルティコをつかい、あえて自然な発酵に任せることで、コントロールされたタラシティスとは、またちがった、予測不可能なワインを原料とする。それをブレンドし、熟成させたワインには独特な樽香がわずかにあり、ロングレインのスパイシーな料理、特にココナッツミルクの味と相性抜群だった

そもそもが飲みやすいロゼワインであり、かつ、ロングレインの料理全般との相性がよかった、アヨルギティコ14-18h。会がはじまると、どんどんボトルがあいていった。その名前は、スキンコンタクトの時間が14から18時間だ、というところから来ている。色が深く美しい。味わいは軽やかでクリーン

ヤニスさんのワインは、輸入元ヴァンドリーブのサイトから買えるから、試してみてほしい。筆者にはやっぱり、このワインは、表現できない。

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