世界に100セットしかない1986年のシャトー レオヴィル・ラス・カーズのアッサンブラージュされていない特殊な単一品種ボトルのセットが3月18日(日)、虎ノ門ヒルズガーデンハウス1階 のフランス料理店『Pirouette(ピルエット)』にて販売されます。日本で手に入れられるのは今回だけかもしれません。

さらに、この日はピルエット、これ以外にも、日本では入手の難しいヴィンテージワインの販売あり、ソムリエおすすめの自宅用ワイン(試飲できます)の販売あり、この無料試飲ワインにあわせるお得なランチあり。そして、昨年試験に合格したばかりのソムリエと飲みながらフランスワインのことをあれこれ勉強できる、ワークショップも開催されます。ワインの世界に興味のあるひと、ソムリエを目指すひとにとっても、楽しめる企画となりそうです。

3月18日(日)は虎ノ門ヒルズへ! 詳細は公式ページ
http://pirouette.jp/information/1309/でも!

これが、世界に100個。ラス・カーズ1986年セット

アッサンブラージュの奥義にふれる、豪華セット

メドックのサン・ジュリアンでも最高峰のシャトーのひとつ、レオヴィル・ラス・カーズは、2級格付けのなかでも飛び抜けて評価の高い、いわゆるスーパーセカンドの筆頭ともいえるシャトー。その高品質は、19世紀末から、同シャトーの所有者となったデュロン家によって、代々守られている。

そのデュロン家では、1979年以降、アッサンブラージュされていない単一品種のワイン、というのを同シャトーの「グラン・ヴァン・ド・レオヴィル」と同一の条件で樽熟成、そしてボトリングした後に保有していて、近年、年月がすすむとコルクが抜けなくなる、という理由からボトリングしなおしているという。

そのリボトルされた、単一品種のワインと、同じヴィンテージの、アッサンブラージュをしてから保管されていた「グラン・ヴァン」の特別なセットが、3月18日(日)、虎ノ門ヒルズガーデンハウス1階にある、カジュアルな雰囲気のなかで本格フレンチを楽しめる料理店『Pirouette(ピルエット)』にて販売される。

このセットのワインのヴィンテージは1986年。ラス・カーズは、その畑、「クロ・レオヴィル・ラス・カーズ」が、サン・ジュリアン村からポイヤックの「シャトー ラトゥール」にかけて広がっており、ゆえに、サン・ジュリアンのワインでありながらも、ポイヤック的キャラクターをもつ、というけれど、1986年はまさにそんなことを感じられるヴィンテージとのこと。

セットは、メルロー、プティ・ヴェルド、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、それぞれ100%の単一品種ワイン、そして、同じ86年に、カベルネ・ソーヴィニヨン66%、カベルネ・フラン11%、メルロー19%、プティ・ヴェルド4%でアッサンブラージュされた「グラン・ヴァン」2本の合計6本のワインが木箱に収められていて、さらにロゴ入りグラス2脚、自分でアッサンブラージュを試せるよう、漏斗とテストチューブが付属する。

左からグラン・ヴァン、メルロー、プティ・ヴェルド、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、グラン・ヴァンです



木箱のなかには、漏斗、テストチューブ、グラス入り



セットの名前は「THE MAGIC OF THE BLEND」。その名前について、シャトーの現在のオーナー、ジャン・ユベール・デロン氏が、このセットに寄せたメッセージの一部を紹介しよう。

「それぞれのブドウ品種がもつ、熟成の潜在能力を確かめたら、付属の漏斗とテストチューブをつかって、グラン・ヴァンとまったくおなじ比率で、ブレンドしてみてください。それを、グラン・ヴァンと飲み比べると……2つのワインが完全に別物だと気づくはずです! 私たちがいうところの「アッサンブラージュ」は、ボトルのなかで何年もかけておこる魔法です。これこそがボルドーワインの特徴だといえるのではないでしょうか。アッサンブラージュを早期におこなうほど、よりよく、それぞれの品種がひとつのワインとしてまとまります。ハーモニーがうまれるのです」

「アッサンブラージュの魔法」を体験できるのが、このセットを手にした人だけの特権。もちろん、自分だけのブレンドを試みることもできる。ちなみに、「プリムール」においても、当然、注目をあつめるラス・カーズだけれど、1986年のグラン・ヴァンは1998年にパーカーポイント98+、2003年に100点、2016年に98点を獲得している名ヴィンテージだということを付け加えたい。

Pirouette / ピルエット
東京都港区虎ノ門 一丁目23番3号 虎ノ門ヒルズガーデンハウス1階
電話:03-6206-6927
URL:http://pirouette.jp/

家飲みワインをレストランのソムリエに選んでもらう贅沢

『Pirouette(ピルエット)』はワインに強いフランス料理店ということもあって、希少なヴィンテージワインが集まると、今回のような販売イベントを不定期で開催している。3月18日も、上述のラス・カーズのほかに、シャンパーニュ、ブルゴーニュ、ボルドーを中心に希少なヴィンテージワインが揃う。そのラインナップは、公式サイトに掲載されているので、こちらで、ご確認いただきたい。

また、こういったヴィンテージワインに加えて、レストランで勤務する現役ソムリエがオススメする家庭で気軽に楽しめるワインを20種類以上販売。こちらは無料試飲できて、その試飲できるワインとともに当日限定のお得なランチも12時から14時(LO)で楽しめる。お得というのは、通常3,000円で提供されるランチコースがアレンジされて2,200円で楽しめるから(着席は1時間制)。試飲用ワインは飲み放題だし、日曜日はピルエット、普段なら定休日なのだけれど、この日はイベントで営業中だから、ピルエットを初体験したいひとにとってもチャンス!

16時からは、昨年、試験に合格したばかりのソムリエによる講習会も開かれる(参加費1,000円)。過去問題なども題材にしながら、試験対策の体験談を聞いたり、フランスワインのポイントを教えてもらえたり、品種ごとの特徴、料理との相性を試したり、といった内容を予定しているとのことで、「ソムリエさんってどうやってワインを選んでいるの?」という素朴な疑問をおもちのワインの世界にもうちょっと深く足を踏み入れてみたいひとはもちろん、ソムリエを目指すひとにも、すでに自信のある人にも、飲みながら勉強できる機会になるはず。この講習会は、飛び入り参加も歓迎とはいうものの、予約制となっているので、この件をふくめ、イベント詳細は、公式ページ(http://pirouette.jp/information/1309/)で。

回を重ねるごとに、重層的になっていくピルエットの蔵出しワインセール。そろそろ寒さも緩む頃。ワインに酔うにはいい季節がやってくる。

この記事を書いた人

WINE-WHAT!? 編集部
WINE-WHAT!? 編集部
勝沼の甲州手積みしてこれでロゼワインつくろうぜ

果皮ごと絞ってみたけど白になっちまう

(中略)

I say だいたい適当でマセラシオンは

だいたい適当であざやかな

だいだい色でできたのはオレンジワイン