ENOTECA エノテカ

ワインショップ・エノテカ GINZA SIX店
籾山香奈子副店長

東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 地下2階
tel:03-6263-9802
営業:10:30~20:30
休日:不定休

自社で輸入を手掛けてきた強みで、世界の名だたる生産者との繋がりが深いエノテカ。北海道から九州までの都市部、さらに香港やシンガポールなど海外にも支店を広げるワインショップだ。

2017年4月に開業した複合施設「GINZA SIX」にあるエノテカでは、ソムリエやアドバイザーが常駐している。相談しながらワインを購入するだけでなく、店内のバーカウンターでは試飲が可能。銀座でのランチ後やディナー前に、ふらっと立ち寄れる空気が心地よい。旗艦店だけに、ワインのストックはエノテカ各店のなかでももっと多い。当然ブルゴーニュも豊富に揃っている。






1 Domaine Geantet Pansiot
Bourgogne Hautes Côtes de Nuits 2015

ジャンテ・パンショ
オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ2015
品種:ピノ・ノワール100%
価格:5,500円
輸入元:エノテカ

オススメのひとつめは、ロマネ・コンティをはじめグラン・クリュを多数抱えるコート・ド・ニュイ地区と、お隣のオート・コート地区のブドウを使用するオート・コート・ド・ニュイ。輝けるコート・ド・ニュイの影で息をひそめていたオート・コートは、地元の人々の努力でゆっくり実力を上げてきたエリアだ。

造り手のジャンテ・パンショは、安定した供給を続けられるジュヴレ・シャンベルタンを求めたエノテカが辿りついたドメーヌ。ジュヴレ・シャンベルタンだけでなく、ほかのアペラシオンも数量と品質に安定性があることから、より入手しやすい価格帯のオート・コート・ド・ニュイも扱うようになった。



2 Givry
Crausot 2014

ランソワ・ランプ
ジヴリ・ルージュ プルミエ・クリュ クロゾー 2014
品種:ピノ・ノワール100%
価格:5,500円
輸入元:エノテカ

オススメのふたつめのワインの産地ジヴリはコート・ド・ボーヌより南のコート・シャロネーズ地区内。ジヴリの標高は240~280mで、これはコート・ド・ボーヌより高めの数値だ。土壌は石灰岩主体で、赤も白も繊細なワインに仕上がる土地柄。

とはいえジヴリは赤ワイン産地としてよく知られ、白ワインは赤の総量の1/5にも満たない。コート・ド・ニュイのワインが高騰していく最中、幾多の銘醸ワインを扱ってきたエノテカも、よりコストパフォーマンスのいいブルゴーニュをあらためて探さざるをえなくなったという。

そのタイミングで目にとまったのが、今まで扱ってこなかったジヴリ。消費者には馴染みの薄いエリアながら、ジヴリにはフランスの星付きレストランの現場で評価が高い造り手、フランソワ・ランプがいる。すでにプロのお眼鏡にかない、しかし値段は著名な産地ほど吊り上がることもないフランソワ・ランプのジヴリ。

エノテカが日本に紹介したことで、何年も自分の財布と相談に明け暮れていたブルゴーニュ好きはホッと胸をなでおろしただろう。



3 Les Héritiers du Comte Lafon
Mâcon Villages 2016

レ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン
マコン・ヴィラージュ2016
品種:シャルドネ100%
価格:3,500円
輸入元:エノテカ

オススメの3つめは白ワインのマコン・ヴィラージュ。コート・シャロネーズ地区よりさらに南へ下ったマコネ地区は、軽快な白ワインの産地として古くから知られてきた。栽培されるブドウの80%以上がシャルドネで、赤ワイン用にはピノ・ノワールでなくガメイ種が主力であるのも特徴的だ。

ところで、「ボリューム感がありふくよかなシャルドネこそ至高」との考えが根強かった時代、濃厚な白ワイン産地のムルソーで頭角を現したのがコント・ラフォン。全体の調和がとれたムルソー像を完成させ、パワー=正義ではないと世界に示した立役者である。その手腕が今、舞台をマコンに変えて発揮されている。

「ムルソーの土地が高額だから、しかたなくマコンに来た」のでなく、「ムルソーの成功者がマコンに来た」という事例は、マイナー産地でも高いポテンシャルがあることを実感させてくれる。





この記事を書いた人

WINE-WHAT!? 編集部
WINE-WHAT!? 編集部
ラグビー日本代表はワンチーム! 

One for all, all for one

WINE-WHAT!?はワインチーム!

Wine for all, all for wine