ペルノ・リカールのファインワインを担うチーフワインメーカー3人衆

ジェイコブス・クリーク、セント・ヒューゴ、ケンウッド、そしてブランコットから8銘柄を発売中!!

Mr. Pat Henderson

from U.S.A.

パット・ヘンダーソン 最高醸造責任者
「赤のジャック・ロンドンの畑なんて、国立公園に囲まれた豊かなワイナリーです。つい停まって写真を撮ってしまうほど見事な風景!

アメリカ代表 パット・ヘンダーソン

カリフォルニア州のソノマとナパ、ワシントン州でワイン造りの経験を積んできたパット・ヘンダーソン。ソノマのケンウッドを含め計5つのワイナリーで働き、最終的にケンウッドへ戻ってきた。ソノマで育ったこともあり、誰よりもソノマに詳しいとされる。

「ワイン産地はどこも天候に恵まれていて、ワインに携わる人はみな、いいエリアに住んでいるものです。なかでもソノマが格別に素晴らしいのは、自然がふんだんにあること。赤のジャック・ロンドンの畑なんて、両側が国立公園の保護エリアなんですよ。ハイキングが私の趣味ということもあり、屋外で心地よく過ごせるソノマはどの場所よりも恵まれていると思います。夏は22℃程度までしか気温が上がらないから涼しいし、風が軽やか。あちこち住んでみたけれど、やっぱりソノマが一番でした」とパットはニコニコとソノマ愛を伝えてくれた。

ケンウッドの3本は、赤が2本と白が1本。どれも数量限定品だ。

「赤はどちらも大胆でガッシリ、リッチであることが特色となっています。でも、うちでもっとも人気のあるのは白ですね。ロシアン・リバー・ヴァレーという冷涼な産地をとてもうまく表現できていると思います。しかも、収穫したシャルドネ全体から選ばれた約7%だけが使われているんです」

キツネやフクロウなど沢山の野生動物が跋扈するというワイルドな環境にて、彼は今日も手作業でサステイナブルなワイン造りに心を砕く。

Kenwood Vineyards

ソノマ・ヴァレーの北、ケンウッド地区のワイナリー。機械化が進み大量生産型ワイナリーが増えるなか、手作業での少量生産で細やかなワイン造りを行う。

右から 
シックス・リッジス ロシアン・リバー・ヴァレー シャルドネ 2016
3,400円 
区画別に発酵・熟成させて最後にブレンド。「リッチなシャルドネなので鶏肉やサーモンに合うけれど、調理しながら単体で飲むにも最適(笑)」(パット)。

ジャック・ロンドン ソノマ・マウンテン ジンファンデル 2013
4,200円 
シリーズ名はカリフォルニアの作家、ジャック・ロンドンにちなむ。品種に由来するスパイシーさが光るので、タイムやセージを使ったイタリア料理などと。

ジャック・ロンドン ソノマ・マウンテン カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
4,200円 
火山灰土壌のシングル・ヴィンヤードで収穫したブドウを使用。パワフルながら早飲みが楽しめ、和牛サーロインステーキやローストビーフとの相性良。

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