6ワイン × 10チョコレートのマリアージュ検証を終えて

左から柳 忠之、瀬川あずさ、小野 隆の各審査員。

合わせてみなければわからない

いやはや、面白い結果だった。小野さん推薦のチョコレートがごく普通に目にするチョコレートではなく、酸味のきいたカカオを使用したものやカシューナッツでミルキーに仕上げたヴィーガン仕様、さらには干した桜エビがそのまま入ったものなど変わり種だったとはいえ、辛口のシャルドネやシラーズと合わせても違和感がないどころか、ベストマッチを見せるチョコが存在することに、テイスター全員が驚いた。

検証を振り返ってみると、レ・ザマン・ド・モン・ペラ・ロゼとテタンジェ・ノクターンの2本が意外と健闘。前者はカベルネ・ソーヴィニヨンから造られた辛口のロゼだが、品種固有のタンニン(フェノール成分)が、ビターチョコの香ばしい苦渋みと調和。後者はやや多めのドザージュ(17.5gのセック)と、4年という熟成期間がもたらすトースティな香ばしさがカカオの風味と見事にマッチした。

想定外だったのはミルキーなチョコレートとワインの組み合わせ。カシューナッツでミルキーに仕上げたチョコの場合、ナッティでミルキーなカリフォルニアのシャルドネならばバッチリ間違いなしと思いきや、単体で飲んだ時にはさほど感じられなかったワインの酸が浮き立つ結果に。また渋みのあるワインとの相性も今ひとつで、ワインとチョコを楽しみたければ、ミルクチョコよりビターチョコのほうが、はずすリスクの少ないことがはっきりした。

また酸と酸、果実香と果実味、タンニンとビターネスといった同調型のペアリングばかりでなく、相手の足りない部分を補う補完型のペアリングが見つけられたのも大きな収穫。塩味のするチョコレートにコテコテのシャルドネを合わせたら、ワインにミネラルが生まれ、まるでムルソーではないか!

寿司や焼き鳥など、本誌の検証シリーズではお決まりの結論だが、実際に合わせてみなければわからないのがマリアージュ。今回もまさに同じ結論に行き着いた。(柳 忠之)



Information

テイスターに登場いただいたチョコレートソムリエの小野さんも商品開発等を担っている「TAICHIRO MORINAGA」がバレンタイン限定ショップを開設します。今回のマリアージュ検証にも登場した、今話題のルビーチョコレート「ハイクラウン ルビーカカオ」も発売されます。



『TAICHIRO MORINAGA』とは?

1899年、西洋菓子がなじみのない時代、森永製菓の創業者 森永太一郎はキャラメルなどの菓子を日本で初めて製造販売しました。未知なる驚きを体験した明治時代の人々同様に、110余年かけて磨き上げた菓子づくりの技術で、“美しい、見事だ、趣がある、心が惹かれる”といった体験“「をかし」な体験”を現代の方々にお届けしたい。そんな想いを象徴するブランドが『TAICHIRO MORINAGA』。



フルーティーな酸味を最大限味わう『ハイクラウン! ルビーカカオ』

着色料や果汁などを一切使わず、カカオ由来の鮮やかなピンク色をしたルビーカカオのフルーティーな酸味を最大限引き出す特別な配合をしたチョコレートです。香りの良いカカオ豆を使用したハイクラウンのダークミルクチョコレートと合わせ、甘さを抑えながら大人のフルーティーさと華やかさを表現しています。
1本432円、3本セット1,404円ともに税込み。



バレンタイン限定商品取り扱い特設店と期間

あべのハルカス 2019/1/18~2019/2/14
京都伊勢丹 2019/1/29~2019/2/14
そごう横浜店 2019/1/22~2019/2/14
東急ハンズ名古屋店 2019/2/1~2019/2/14
ラゾーナ川崎プラザ 2019/2/5~2019/2/14
伊勢丹新宿本店 2019/2/2~2019/2/14
大丸梅田店 2019/1/23~2019/2/14
NEWoMan新宿店(催事) 2019/2/1~2019/2/14

常設店
『TAICHIRO MORINAGA 大丸神戸店』
『TAICHIRO MORINAGA NEWoMan新宿店』
『TAICHIRO MORINAGA STATION Labo東京駅GRANSTA店』

この記事を書いた人

WINEWHAT
WINEWHAT
年末はこの1年の感謝を込めてシャンパーニュを開けまして。

キリスト教とは無関係でも開けまして。

正月は新しい1年の無病息災を祈って開けまして。

あけましたらおめでとうございます〜。