餃子ワイン、20位からの発表です!

各審査員が焼(餃子)と水(餃子)とのマリアージュ度を100点満点で点数化、その平均点の合計によって順位を決定しました。同点の場合、同じ順位としています。



20 ロジャーグラート

カバ コーラル ロゼ・ブリュット 2017【泡・ロゼ】

174.8
焼86
水88.8

選者・瀬川の推薦コメント
淡いサーモンピンクの色合い。キイチゴやアセロラ、ピンクグレープフルーツの果実香に、フローラルな印象、わずかに香ばしさが感じられる。様々な調味料との親和性にも期待。

●生産国/地域:スペイン/ペネデス
●品種:ガルナッチャ70%、ピノ・ノワール30%
●希望小売価格:2,100円
●輸入元:三国ワイン

気軽にするする

富田 このワイン、初めて飲みました!

瀬川 「ロジャーグラート」が最近リリースした、コーラル・ロゼ。スペインのエンパナーダを意識して、カバにしました。黒ブドウ100%で、淡い色合いのわりに味わいがしっかりしていることと、マロラクティック発酵をしていないため、凛とした酸が伸びます。まずはポン酢で試してみたいです。

 このワイン、独特の香りがある。

瀬川 フローラルですよね。澱のイースト香が控え目で、気軽にするする飲める。

松木 シンプルに水餃子とポン酢が合う。ワインにトマトのような酸味があるので、餡に加えてみてもいいし、ミネストローネ風餃子などもイメージできます。若々しいので料理を邪魔しない、オールマイティさ。

富田 水餃子とバルサミコ酢の組み合わせは、赤系のベリーや熟したプラムの香りが広がり、ロゼの良しがより生き生きと感じられます。焼き餃子の時は、酸が欲しいので味噌ダレに少しだけ米酢を垂らしてみたら、バランスが良く、美味しくいただけました。

 皆さん、徐々に調味料をブレンドすることで餃子とワインにアジャストする技が向上してきたようですね(笑)。このワイン、ロゼ泡とはいっても、ブラン・ド・ノワールみたいな印象。フレッシュ感が際立っているから焼き餃子と合せると、脂分をすっきり切る方向になってしまって、+αの同調感があるかは難しい。ここは水餃子に軍配です。

推奨調味料 







18 スラ・ヴィンヤーズ 

スラ ブリュット メトッド・トラディショネル NV【泡・白】

175.6 
焼89
水86.6

選者・富田の推薦コメント 
インドらしいスパイスと洋梨、白桃のアロマが広がり、上品で華やかな印象。味わいの中盤で広がるトーストやミネラルが、クリーミーな泡とともに深みと厚みを感じさせる。

●生産国/地域:インド/マハラシュトラ
●品種:シュナン・ブラン、シャルドネ、ヴィオニエ、ピノ・ノワール、リースリング、シラーズ
●希望小売価格:2,130円
●輸入元:出水商事

焼き餃子+味噌とぴったり

富田 このスパークリングは、オリエンタルスパイスのようなニュアンスがあるので、餃子のジューシーな肉汁に合うと思って選びました。

松木 ふくよかさとコクが特徴だから、香ばしさがある焼き餃子の方がいい。味噌だれのふっくらした旨みとの組み合わせがとてもよかった。

瀬川 ベーシックな組み合わせとして、酢醤油にラー油少々でいただきました。水餃子も美味しいけれど、ちょっと無難に終わってしまう。風味のバランスはもちろん、発泡の刺激も焼きの皮のクリスピーな食感とぴったりくるので、焼き餃子ですね。

富田 私は水餃子の方に高得点をつけました。柚子胡椒でいただくと、ワインが奥底に持つエキゾティック感が呼び起こされたかのように、より前面に出てきます。松木さん推しの味噌だれと焼き餃子は若干意外な気がしたけれど……なぜか美味しい!(笑)。ワイン側の澱との接触時間が関係してくるのかもしれません。

太田 澱との接触時間によって生まれるアミノ酸の旨みが、味噌との共通項になっているからだと思います。僕は、焼き餃子は酢醤油+柚子胡椒で試しました。焼き目の香ばしさとワインの風味が調和し、余韻でも互いのボリュームが一致している。餃子がより上品になるような、ガストロノミックな組み合わせです。

松木 瓶内二次発酵に由来する、ほのかなトースト香があるから、香ばしさに寄り添うのだと思いますよ。

 ボディの豊かさとイースト香が香ばしさや肉の旨みと作用して、確かにこれは焼き餃子がいい。

推奨調味料