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この秋リオハフェアを開いたレストラン、バル、和食店

スペインの伝統料理から日本料理までテンプラニーリョとのペアリングはコレだ!

【バル・ペロタ】 

コスパの優れたリオハワイン

タイパスやパエリア、ワインなどのメニューが黒板に書かれており、ついつい見入ってしまう。

スペイン・バルの楽しさを表現した店で、壁一面に黒板メニューが掲げられている。ワインはスベイン各地のものが約150種類ほど揃う。

「リオハは料理全般に合わせやすく、生産者名も知られていて、その上、価格帯も手ごろなものも多く安心感があります」と店長の伴宙希さん。

自慢のリオハの1つ「ヴィノス・ デ・ベンハミン・ロメオ」の「ア・ミ・マネラ・ブランコ 2015年」は、ベンハミン・ロメオ氏が日本向けに造ったワイン。ビウラ主体で濃厚な味わいは肉料理とも相性がいい。

お勧めは「スペイン産栗豚のしゃぶしゃぶ」。サフラン出汁に浸け、アユの肝などの調味料と一緒にいただくとワインの旨味と引き立て合う。

「渡り蟹のパエリア」は見た目はシンプルながら、味わうほどに魚介の出汁とカニの風味がしっかり楽しめる。これには「ボデガス・セニョリオ・デ・アラナ」の「ソムリエ・クリアンサ 2015年」の旨味が包んでくれる。

実はこの店では時々、生産者の来日イベントを開催している。11月にはモダン・リオハの造り手「ボデガス・ロダ」オーナーのマリオ・ロットリャント氏を予定しているという。このボデガス・ロダの手掛けるグラン・ヴァン「シルシオン 2015年」も4万円でオンリストしており、ある意味、お値打ち価格といえそうだ。

左から「ヴィノス・デ・ベンハミン・ロメオ ア・ミ・マネラ・ブランコ 2015年」7,000円、「ボデガス・セニョリオ・デ・アラナ ソムリエ・クリアンサ 2015年」5,400円、「ボデガス・ロダ ロダ・レセルバ 2015年」11,000円、「ボデガス・ロダ シルシオン 2015年」40,000円。写真:長瀬ゆかり

スペイン産栗豚のしゃぶしゃぶ2,000円。栗豚をサフランの出汁で。薬味にはミント塩、ユズコショウ、アユの肝を添えて味に変化を。「ア・ミ・マネラ・ブランコ 2015年」は芳醇さとボリューム感が肉と好相性。

渡り蟹のパエリア2,400円。コメに魚介の出汁を吸わせ、カニの身、カニみそ、パプリカを加えて炊く。「ソムリエ・クリアンサ 2015年」のテンプラニーリョ100%の果実味がパエリアの旨味と同調する。

店長の伴宙希さん(右)とシェフの里見和起さん。伴さんは、スペインの現地訪問などを経て生産者の造りや思いを伝えている。

Bar Pelota

東京都新宿区新宿2-5-15 1階
tel.03-5925-8605
ランチ 12:00〜15:00
土・日・祝日 11:30〜15:00
ディナー 17:00〜24:00
定休日 なし

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