シャンパーニュをテーマに、みんなが集まるホームパーティ。盛り上がりたい、喜ばせたい、「また一緒に!」と言わせたい。もてなしの達人でシャンパーニュ通のソムリエ、太田賢一さんなら、どうやってパーティを成功させる? シャンパーニュ好きの女子4名を前に、すぐ使える小技&裏技を実践してもらった。
太田賢一シェフ・ソムリエ
 

女性への花のプレゼントは定番にして粋。渡すタイミングについて、太田さんは「最後に渡す」派。女性からは「最後だとサプライズ感があって殊更うれしい」との声が上がりながら、「最初にもらうと、パーティの間ずっと気分が上がる」との意見も。どちらにせよ、ご機嫌UPの演出効果は抜群だ。ただし、「見ためだけで選び、『こんな花言葉の花を!』と怒られてしまうこともあるので、そこは確認したほうがいいですね」(太田)。ちなみに、白いバラの花言葉は「尊敬」「純潔」。

シャンパーニュ・イケメン養成講師(!?)
太田賢一さん
銀座「エスキス」シェフ・ソムリエ。ワインスクール レコール・デュ・ヴァン講師。北海道のフレンチを皮切りに、ミシュランの星付きレストランを渡り歩いて経験を積む。レストランではカップル客の初デートや誕生日祝い、プロポーズなど人生をかけた瞬間に日々遭遇。彼らをさりげなーく、なにげなーくサポートするのもお仕事のひとつと心得る。

 

シャンパーニュのもてなしを極める

同じホームパーティでも、普段飲みのワイン・パーティとシャンパーニュ・パーティとは違う。

シャンパーニュに惹かれて参加するゲストは、本物の価値が分かる人ばかり。となると、ホストはつい肩に力の入ったおもてなしをしたくなる。けれどホームパーティの本質は、リラックス。部屋にいるゲストもホストも一緒にシャンパーニュ、食事、会話を楽しめる雰囲気づくりが大切なのだ。

そこで、パーティで使えるちょっとした心遣いやアイデアのポイントを、ソムリエの太田賢一さんから伝授してもらうことに。

「シャンパーニュって、お酒のなかで一番ポジティブなんですよ。だって、泡って上にしか上がらないでしょ。生きる喜びを感じさせてくれて、キラキラと輝いている飲み物。そのシャンパーニュを前にした女性の表情もまた、キラキラと輝いてくるんですねぇ」。

のっけから女性の胸をキュンとさせるキメ台詞を放つ太田さん。シャンパーニュのもてなしを究めた男子は、見事なイケメン体質になるらしい。ならば、シャンパーニュとパーティが好きな男子の目標は、シャンパーニュ・イケメンに決まり! 太田さんの振舞いを参考に、パーティや合コンで空気をなごませトークを弾ませる人物になろう。

イケメンのもてなしを体感してしまった女子は女子で、次は無垢な男子をシャンパーニュで翻弄する魔性の女を目指してみても。

男女ともにモテ指数を上げていくべし!

シャンパーニュをサーブする際のお作法

シャンパーニュのサーブ法

1.キャップシールを外す前、ミシン目の部分に沿ってナイフで切り込みを入れよう。切り口がギザギザにならずスルッと抜ける。

シャンパーニュのサーブ法

2.シャンパーニュを注ぐときはグラスを斜めに。泡が抜けにくく、泡立ちが静まるまで待たなくてすむ。所作もスマートだ。

シャンパーニュ・イケメン流 パーティの簡単アイデアあれこれ

サンドイッチが◎!
”ゲストからの差し入れなら、ホストの調理の負担がなくなり助かります“ 太田さん
”シャンパーニュの泡の軽快さに、気楽なサンドイッチがピッタリ“ 黒岩さん

黒岩夏史さん
 

黒岩夏史さん
学生時代よりドクターズコスメに関するアドバイス、また化粧品開発に携わる。シャンパーニュ好き(とくにプレスティージュ!)の母親に影響を受け、自宅ではもっぱら母娘でシャンパーニュ三昧。


自由に席を移動するようなパーティなら、フォークやナイフを使わず素手でつまめ、具材で選べるサンドイッチが重宝。「最低15ヵ月寝かせるシャンパーニュ、とくにブラン・ド・ブランはパンの香りが出やすく、サンドイッチと合いますよ」と太田さん。

 

便利なオシャレ缶詰!
”缶詰は、うつわに盛りなおすと ゴージャス感が増します“ 太田さん
”ワインのウンチクは少しだけ、あとは 缶詰の話題で盛り上がれて楽しい“ 田原さん

田原美奈子さん
当誌連載「可南子ちゃん、ちょっとココで飲んでく?」でお馴染み 田原可南子さんの妹さん。シャンパーニュは詳しくないけれど、食べることが大好きで、食事と一緒に楽しむ機会はチラホラ。


ツマミに使える缶詰はどんどん進化し、缶つまシリーズ「うにのコンソメジュレ」「エゾシカ肉トマト煮」など、レストランで出てくるようなご馳走が選び放題だ。お腹の空き具合で1缶ずつ開けていき、開けなかった缶は次のパーティまで長期保存可。

田原美奈子さん
 

お菓子もオツマミ!
”甘いクッキーでも、たとえばド・スーザは酸味が際立たず、いいペアリングに“ 太田さん
”地方出張土産のお菓子なども、 自然と話題が広がって好感触です“ 本間さん

本間瞳さん

本間瞳さん
国内外問わず旅行情報を発信するプロのブロガー。オーストラリア在住時にワイン販売の経験はあるが、好きなワインはフランス産。写真が趣味で、一眼レフ持参で飲みに行くのが定番スタイル。


ティーパーティの時間帯なら、クッキーやスナックとシャンパーニュとを合わせるのも悪くない。午後から集まり夜までノンビリ過ごすパーティでも、お腹がふくれない程度に軽くつまめるものを用意して。意外性を狙うなら、和菓子もアリだ。

 

通はワインゲームを!
”ワインのクイズ・ゲーム、にわか知識の人にとってはけっこう危険かも“ 太田さん ”シャンパーニュ好きは、量飲んでるけれど知識は……っていう人も多いですよ“ 亀石さん

亀石ひとみさん
俳優事務所のコーディネーター。「基本、ワインはシャンパーニュしか飲みません。店にシャンパーニュがなければ水を頼む」という筋金入りのシャンパーニュ姐さん。シャンパーニュ騎士団メンバー。


ブラインド試飲で銘柄を当てるゲームのほか、ワインの知識を問うカードが入手できれば、シャンパーニュを片手にお互い問題を出し合って。知識の有無を問わず誰もが楽しめる「ワイナリーの四季」などのボードゲームも白熱すること間違いなし。

亀石ひとみさん

シャンパーニュ・イケメン流モテ技

その1
冷やしておくのが基本です
最初の乾杯用シャンパーニュは、事前に冷やしておくのが吉。もし水と氷を入れたクーラーで急速に冷やしたなら、抜栓前に一度ゆっくりボトルを逆さにし、またそっと戻すこと。ネック部分のぬるい液体が全体に逃げる。

 
シャンパーニュモテ技
 
 

その2
話題にしやすいグッズを用意
たとえばツマミを刺すピックが人型になっているだけで、「面白いね」と場が和み、会話の糸口として活用できる。とくに初対面同士や人見知りする人がいるときは、部屋飾りやカトラリーなどグッズに仕掛けを施したい。

 
シャンパーニュモテ技
 
 

その3
あるとうれしいグラスマーカー
パーティの参加者が多く、自分のグラスがどれか分からなくなりそうなら、グラスマーカーを使って。かわいいマーカーをホストが用意しておいてもいいし、女性ならイヤリングやピアスを即興でマーカー代わりに使っても。

 
シャンパーニュモテ技
 
 

その4
違う形状のグラスで飲み比べ
銘柄ごとにフルートグラス、チューリップグラスを使い分けたい。「最近、フルートグラスの人気が下火なんですが、今日のラインナップではビルカール・サルモンがフレッシュさを際立たせるフルート向きですよ」と太田さん。

 
シャンパーニュモテ技
 

おすすめのシャンパーニュ

おすすめシャンパーニュ 

(左より)ゴッセ「グラン・ロゼ・ブリュットNV」、ド・スーザ・エ・フィス「ブリュット・レゼルヴ ブラン・ド・ブラン グラン・クリュNV」、ビルカール・サルモン「ブリュット・リゼルヴNV」。通常のブリュット、ブラン・ド・ブラン、ロゼなどタイプ違いで揃えておきたい。