レストラン経営でも才覚を発揮する名門一族

WINE WHAT オクシタニーの旅 その4

馬好きなオーナーにちなんだ一角獣のオブジェが迎えてくれるシャトー・ド・ソールはガイヤックの旅の目的地として見どこがたくさんあるワイナリーだ。

シャトー・ド・ソール(Château de Saurs)
48 Chemin Toulze, 81310 Lisle-sur-Tarn
Tel +33 5 63 57 09 79
www.chateau-de-saurs.com/
個人のワイナリー見学無料、10人以上は有料(1人8ユーロ)

瀟洒なシャトーが造るお手頃価格のガイヤック

16世紀から継続してシャトー・ド・ソールを運営してきた、ジネスト・ド・ソール家。この名門一族の名は近年、レストラン業界のほうで良く知られている。というのもフライドポテトとステーキのセット、ステック・フリットに特化したビストロ「ラントルコート」とその姉妹店を全国展開しているから。

ステーキだけでなくチョコとも合うワインたち

おかげで、レストランで出されるワインとしてシャトー・ド・スールの存在を知るフランス人も多い。

造るワインはAOPガイヤックの赤、白、ロゼ。ほとんどが1本10ユーロ以下と、さすがのビストロ価格設定である。地場品種のデュラスを用いたスパークリング「レ・ペルレ・ド・ロゼ」は瓶内二次発酵で泡の状態はすこぶる良好、なのに14ユーロと懐に優しい。シャトーのショップに随時立ち寄り、気負いなく大量買いしていく地元民たちが羨ましくなる。

ただ、せっかくシャトーを訪問するなら、オーガニック・ワインの造り手らしい緑豊かな敷地内を一周して。ショップ近くの屋外に設置されたアート作品、ボルドーのシャトーでよく見かけるネオグレコ様式の邸宅、17世紀に組まれた太い梁を残すセラー、馬や鶏の放牧場など、見るべき風景が随所に点在。ワインの試飲と購入は、見学終了までしばしお預けとしよう。

セラーの外観と内観

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