おうち時間を充実させるワインセラー

熟練スタッフが、後悔しない選び方を徹底解説!

リモートワークの定着や外食自粛が続き、自宅時間が増えた今、実は注目度が高まっているのがワインセラーの存在だ。ワインライフをより楽しく快適にしてくれるセラーの“後悔しない”選び方を人気店に聞いた。

恵比寿 ワインマーケット・パーティーに聞いた

恵比寿ガーデンプレイス内に店舗を構える、「ワインマーケット・パーティー」。

バラエティ豊富な各国のワインが揃うほか、チーズなどの食品やグッズも充実。広い店舗を生かして、ワインセラーを多数ディスプレイしているため、現物を見て妥協のない選択をしたいと考えるワインラヴァーがまず訪れるスポットとしても知られている。

今回は、多くのお客のニーズを聞き、ベストのチョイスを強力にバックアップしてきた知識・経験値抜群のスタッフ陣に、「絶対後悔しないセラーの選び方」をレクチャーしてもらった。

ソムリエ 井之川雅美さん
ワインセラーを含む、雑貨関係を一挙に担当するマネージャー。各ブランド・機種に精通しているうえ、きめ細かい対応で、気軽に相談できると人気。

日本の住環境でカーヴを再現する

同店で圧倒的な人気を誇るのが、1987年の発売以来、ワインセラーのトップブランドとして知られる「フォルスタージャパン(https://www.forster.jp/)」。

スイスの「ヘルマン・フォルスター社」が、野菜をみずみずしく保つことを目的に開発し、特許を取得した冷蔵庫を前身としている。その加湿技術を継承し、ヨーロッパの地下ワイン貯蔵庫「カーヴ」の環境を再現。

より日本の気候風土に合うにきめ細かな配慮によって進化させ続けている。

性能はもちろんのこと、日本の住宅事情に合わせたデザインやコンパクトなボディなど、ニーズに合わせたラインナップが魅力と話すのは、すでにライフワークのように庫内温度や湿度、棚の高さまで機種別のスペックを自ら厳しくチェックする店長の沼田英之さん。

ビギナーから上級者までオススメはこのセラー

まず、ビギナーにお勧めは、「ホームセラーシリーズ」「FJH-55GS」。

18本収納と小型なので設置場所を選ばず、日常的に楽しむワインをストックしておくのに最適だ。

ホームセラー
FJH-55GS
ワイン収納本数:18 本
定格内容積:53L
外形寸法:幅345× 奥行480× 高さ830
温度帯:1温度タイプ
http://www.partywine.com/shopdetail/000000021663/

初級者には、「カジュアルプラスシリーズ」の「FJC -162GD」。こちらは、庫内の上部と下部で異なる温度帯を設定でき、白と赤ワインを飲み頃の温度で管理したり、日本酒のストックにも活用できる。

カジュアルプラス
FJC-162GD
ワイン収納本数:54 ~ 60 本
定格内容積:166L
外形寸法: 幅500× 奥行560× 高さ1270
温度帯: 2温度タイプ
http://www.partywine.com/shopdetail/000000022451/

中級者なら、マグナムボトルも棚を外して、立ててすっきり収納できる「ホームセラー」や家具のような木目の優しい色調でインテリアに馴染む「グランセラー」。「グランセラー」は昨年の発売ながら、デザイン性の高さと性能で一躍人気機種に。スリムな形状のため、限られたスペースで多くのワインが収納することができるのも、うれしいポイントだ。

ホームセラー
FJH-127GS
ワイン収納本数:50 本
定格内容積:128L
外形寸法: 幅495× 奥行592× 高さ848
温度帯: 1温度タイプ
http://www.partywine.com/shopdetail/000000018994/

グランセラー
SG-195GS
ワイン収納本数:84 本
定格内容積:198L
外形寸法: 幅501× 奥行590× 高さ1270
温度帯: 1温度タイプ
http://www.partywine.com/shopdetail/000000021673/W151702110/

そして、自らの手で大切なワインを育てたいという長期熟成目的の上級者は、フラッグシップとして多くのプロからも信頼される、日本製「ロングフレッシュシリーズ」なら間違いない。

ロングフレッシュ
ST-RV273G
ワイン収納本数:77 本
定格内容積:273L
外形寸法:幅606× 奥行589× 高さ1513
温度帯: 1温度タイプ
http://www.partywine.com/shopdetail/000000014564/

ロングフレッシュ
ST-408

ワイン収納本数:120 本
定格内容積:386L
外形寸法: 幅750× 奥行575× 高さ1760
温度帯: 1温度タイプ
http://www.partywine.com/shopdetail/000000019655/

「セラー導入の際はあらかじめ12本収納でよいと思っていても、30本くらいの機種を目安に選ぶのがいい。私も経験があるのですが、ついついワインが集まって、すぐにセラー入りきらなくなってしまったという方が圧倒的に多いんです。予測の倍容量を選んでおくのが、後悔しないポイントです」
と沼田さんは話す。

大きな買い物であり、長い付き合いとなるワインセラー。現場でダイレクトにお客の要望を受け止めてきたスタッフがそろって太鼓判を押す「フォルスタージャパン」なら、納得の一台に出合えること間違いなしだ。

ワインマーケット・パーティーの皆さんに聞きました

ソムリエ 田村麻衣さん
「近年、急速に性能が向上しているセラーだからこそ、長いお付き合いが前提。お客様が納得してくださる一台を選べるよう精一杯ご対応させていただきます」

ソムリエ 藤澤寿行さん
昨年発売となった「グランセラー」SG-195GS(84 本収納)をいち早く購入。デイリー用にすでに一台所有していたが、将来独立して店を構えたときのためにと集めたワインの熟成用として追加導入したという。

「うちは間取りが1K なので、スペースと機能、収納本数のバランスを熟考して決めました。音も静かで、温度と湿度も安定している。選んでよかったと満足しています」

ワインマーケット・パーティー
東京都渋谷区恵比寿4-20-7
恵比寿ガーデンプレイスB1F
TEL. 03-5424-2580
営業時間 11:00 ~ 19:30
不定休
※ワインセラー購入の方には、容量本数分のワインを15 パーセントオフの価格でご提供する特典あり。

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