エレガントで魅惑的な2016年

11月17日(木)のボジョレ・ヌーヴォー解禁日に先駆け、ボジョレワイン委員会は、2016年のボジョレのヴィンテージ情報を公開している。

発表によると、2016年ヴィンテージは、「春の気まぐれな天候」、「第2四半期にボジョレを通過した雹」、そして「混沌とした天候によるぶどう樹の生長サイクルの遅れ」と、平和なものではなかったとされる。しかし、それらは2016年ヴィンテージの品質を損なうものではなく、「有望な年」と予想される、というのが、ボジョレワイン委員会の見立てだ。

春こそ、悪天候に見舞われたものの、夏の天候は「理想的」であり、ぶどうの成熟が遅れたことも、それによって、ぶどうが昼夜の寒暖差が大きい環境にさらされたことで、むしろ好結果をもたらしたようだ。発表には「収穫時までに理想的な熟度に達することができた」、「とても良いヴィンテージを予想させる心地よい爽やかさも維持している」と積極的な言葉がならぶ。

収穫期にも晴天にめぐまれた2016年ヴィンテージは、最初のテイスティングでは、「魅惑的で、繊細でなめらかなタンニンときれいな果実味があることがわかった」という。

ボジョレの栽培・醸造研究所 Sicarexの幹部 ベルトラン・シャトランスによれば「力強いというよりもエレガントで、酸と果実味、ストラクチャーとのバランス、そして爽やかさと味わいの深さとのバランスがすばらしい」という2016年。11月17日に期待が高まる。

ボジョレワイン委員会(Inter Beaujolais)とEU(欧州連合)による、2016年 ボジョレ・ヌーヴォー カウントダウンイベントから

ボジョレワイン委員会(Inter Beaujolais)とEU(欧州連合)による、2016年 ボジョレ・ヌーヴォー カウントダウンイベントから

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WINE-WHAT!? 編集部
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