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サン・テミリオン、ポムロール、フロンサック

ワインを身近にするマリアージュ?

ここから、ぐっとグレードがあがる。

Chateau de Pressac|Saint-Emillion Grand Cru|2009

シャトー・ド・プレサック|サン・テミリオン グラン・クリュ|2009

繊細で、きめ細やかな香りの、グレードの高いワイン。
畑は高台に位置し、石灰、粘土石灰の土壌。
品種は、72%メルロー、14%カベルネ・フラン、12%カベルネ・ソーヴィニヨン、1%カルメネール、1%マルベック。
発酵前に低温発酵させ、風味を引き出す、マセラシオン・プレフェルマンテール・ア・フロワをおこなっている。
66% 新樽、34% 1年樽使用で、18ヶ月の樽熟成。
香りは黒いベリー、バニラ、コショウ、さまざまなスパイスの香りが上品に立ち上がる。
味はなめらか。中盤にしっかりしたストラクチャーがあり酸味には活力がある。タンニンは豊富で緻密で高密度。

あわせるのは魚介。あんこうのローストとあん肝。その上にエシャロットやくるみ、ケッパーをのせる。
エシャロットはボルドーワインとのマリアージュのカギ。
石田氏の自信のマリアージュでサン・テミリオン ワイン議会 フランク・ビナール氏も絶賛。

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Chateau Canon la Gaffeliere|Saint-Emilion Grand Cru Classe|2006

シャトー・カノン ラ・ガフェイエール|サン・テミリオン グラン・クリュ クラッセ|2006

ラ・ガフェイエールはサン・テミリオンの南西部に位置し、土壌は典型的な粘土石灰質。
醗酵中のワインに、微細な酸素の泡を吹き込むことで、ワインの酸化を促し、熟成を促進させるミクロ・オキシジェナシオンをさきがけておこなったシャトー。
品種は55%メルロ、35%カベルネ・フラン、10%カベルネ・ソーヴィニヨン。
80% 新樽、20% 1年樽を使用し18ヶ月樽熟成。
2006年は、収穫が9月21日から10月3日までとながく、気候に左右され、慎重におこなわれた。
香りは凝縮感がありながら、フレッシュ感があるボルドーならではのもの。きれいなカシスのような香りがあり、その奥にさまざまな香りが潜む。
舌触りはなめらか、味には厚み、ジューシーさがあり、タンニンが溶け込んだ、サン・テミリオンの真髄というべき、力強い味わい。

あわせるのは、鳩肉。それに黒キャベツ。そして血液のソース。

サン・テミリオン、ポムロール、フロンサック|Saint Emilion, Pomerol, Fronsac

Chateau Gazin|Pomerol|2009

シャトー・ガザン|ポムロール|2009

シャトー・ペトリュス、シャトー・レヴァンジールに隣接する、立地にめぐまれたシャトー。
86.5%メルロー、4.5%カベルネ・フラン、9%カベルネ・ソーヴィニヨン
ステンレスと、コンクリートのタンクで発酵し、樽熟成は45%新樽でおこなう、クラシックなワイン造り。
2009年は力強いヴィンテージである。
科学的な根拠はないが、酸化鉄の土壌を感じさせる、味と香り。鉄っぽさ、黒胡椒のようなスパイシーさ、あるいは血液やビターチョコをおもわせるものがある。

料理は先の鳩肉に、フォアグラを追加。

サン・テミリオン、ポムロール、フロンサック|Saint Emilion, Pomerol, Fronsac

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