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ローラン・ペリエの新しいスタンダード「ラ キュベ」を味わう

ノーメイクのシャンパーニュを銀座のティエリー・マルクスで

3つのミレジムをアッサンブラージュ!

それから、ローラン・ペリエの最高峰たる「ローラン・ペリエ グラン シエクル」がサーブされた。

1950年代に前当主のベルナール・ドゥ・ノナンクールが「ヴィンテージ・シャンパーニュを越える新たなタイプのシャンパーニュ」としてつくったもので、グランクリュの厳選されたブドウのみを使用し、完璧さを求めて3つのミレジム(収穫年)のワインをアッサンブラージュする。

近年最良の年といわれる2002年でフレッシュさを出し、2つ目のミレジム、99年でボディ・ストラクチャーを、3つ目の97年でふたつのミレジムをつないでエレガントなバランスを保つ。ブドウ品種はシャルドネ約55%、ピノ・ノワール約45%(キュヴェにより配合が多少変わる)。そのポテンシャルを引き出すために最低8年熟成する。

天候に左右されることなく、できるだけ同じスタイルであり続けるためにアッサンブラージュするわけだけれど、3つのミレジム(ヴィンテージ)をブレンドするシャンパーニュはほかにない。「偉大なる世紀」という名前にふさわしい、コニッサーのためのシャンパーニュなのだった。

記者の感想を記せば、繊細でありながら膨らみがあって、ドライではないけれど、甘くもなく、ちょっぴり苦味があった。

メインの仔牛のローストは、かわいそうだという感情がちょっぴり起きるほどミルクの味がして、だけど美味しいから食べちゃったのですが、牛肉にも合うのだった。

世の中にはソフト&メロウなシャンパーニュだけではなくて、ストレートにスカッとするローラン・ペリエのようなタイプがあることを記者は初めて知った。ひとくちにシャンパーニュといっても驚くべき個性があるのだ。

というような個人的な感想で締めくくることをお許しください。ティエリー・マルクスの小泉敦子総料理長の繊細な料理との相性も素晴らしかった。

この夏のシャンパーニュはローラン・ペリエに限るね。

という気分で帰途についた記者だった。

ローラン・ペリエ ブランド・アンバサダーのフィリップ・ソーゼットさん。1982年、フランス大使館で開かれたミッテラン大統領と昭和天皇の晩餐会で、天皇のサービスを担当した。手に持っているのは”偉大なる世紀”「グラン シエクル」。

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