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ナパ・カベルネの歴史とともに生きる
ワグナー・ファミリー・オブ・ワイン

チャック・ワグナーに聞きました


チャック・ワグナー オークドアにて

ランチは六本木「グランドハイアット東京」の「オーク ドア」にて。3月にリニューアルした

ケイマスのカベルネ・ソーヴィニヨンを飲む

ランチでは、「ケイマス・カベルネ・ソーヴィニヨン」の2015年と「ケイマス・スペシャル・セレクション・カベルネ・ソーヴィニヨン」の2008、2010、2014年ヴィンテージを飲むことができた。そしてなるほど、それは同じ理想から造られたワインだと感じられた。

カシスやブラックベリーなど、黒い果実といわれるジューシーな果実の、甘みのある味と香り、樽に由来するとおもわれるウッディさとバニラのような香り、それらを包み込む、しっかりとしたタンニンとなめらかな舌触り。もちろん、スペシャル・セレクションとケイマス・カベルネ・ソーヴィニヨンには、格の違いが感じられ、スペシャル・セレクションのほうが、よりなめらかにワインがまとまっているようにおもわれるし、スペシャル・セレクションは、2010年ヴィンテージにミントのような爽やかさがあって、やや個性を感じたけれど、基本的なスタイルは一貫していた。これが王者の「ケイマス・スタイル」か。であれば、ケイマスを買えば、期待を裏切られることはあるまい。

安定した高品質が自慢のチャック・ワグナー。彼によると、ケイマスのカベルネ・ソーヴィニヨンは、10年目のヴィンテージがもっともオススメだという。いまでいえば2008年ヴィンテージ。試飲に使用された2008年ヴィンテージは、マグナムボトルのものだったけれど、その場合、熟成がゆっくりなので、もうあと数年、待つといい、ということだった。ただし「スペシャル・セレクションの差が熟成された時間の差によって出るといっても、いいワインは若い頃からいいワインだ」とのことで、ダメなワインが熟成してよくなる、というようなことは、チャックは考えていないようだ。ちなみに合う食事は?との質問には「ステーキ」と、真っ直ぐな答え。筆者は、今回のランチで、ステーキに添えられていた、コーンもとてもよく合うとおもった。すこしコーンのようなフレイバーをケイマスから感じたのだ。

オークドアはステーキが名物!こちらは「二種のステーキ テンダーロインのロースト ニューヨークストリップロインの炭火焼き レイヤーポテト パプリカ スウィートコーン フォンドボー」

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