• TOP
  • #WINE
  • ロシュ・マゼを 一週間、堪能する!

ロシュ・マゼを 一週間、堪能する!

豊富な品種だからこんな楽しみ方も

ウワサの10連休あなたはどうして過ごします? 「海外でバカンスざんす」なんて人はあっちいっていいです。いろんな貴重な行事もあるんですから、ゆーっくり、「お家バカンスざんす」という皆さん。ならば、7品種あるヴァラエタルワイン「ロシュ・マゼ」で楽しくワインを味わう提案を一つ。今日は遅めのブランチで、明日はピクニックで、週中はディナーで……etc。そう、そんな楽しみ方してみませんか? 料理家にベターマッチなレシピ提案をお願いしました。これぞワインの一週間コーディネートの始まりはじまり。

さあ楽しもう!

まずは改めて「ロシュ・マゼ」についてちょいとご説明。

フランス国内での売上げナンバー1ブランド。「フランス国内で最も愛されているワイン」といわれ日本でも親しまれている「ロシュ・マゼ」。 その理由の一つは親しみやすい価格設定。欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)の発効により、さらにコストパフォーマンスもよくなっているという側面もあるだろう。もちろん、カジュアルワインの必要条件は価格面だけがいいということではない。

その味わいにも定評があるからこそ、愛され度ナンバーワンなのである。「ロシュ・マゼ」のお里は南フランスのラングドッグ地方、IGPペイ・ドック。地中海に沿って広がるラングドック・ルーションは海と山の大自然に囲まれ、豊かな日照量(年間2650時間。230日相当)と適度な乾燥、地中海からの風が育む変化に富んだ多様な土壌(モザイク状のテロワール)が特徴であり、その地中海性気候の恩恵を受けて育つブドウだからこそ、品質にも自信をもてる理由であり、また、多くの品種が根付いて、豊かなヴァラエタルワインが生まれる背景でもあるのだ。

「ロシュ・マゼ」を語るときのキーワードの一つは「ヴァラエタル」。その品種の豊富さである。現在「カベルネ・ソーヴィニヨン」「メルロー」「シャルドネ」「ソーヴィニヨン・ブラン」「ロゼ」「シャルドネ・ブリュット」「ピノ・ノワール」の7種類。

そう、この多様なラインナップをただ飲むだけでは、その楽しさを十分に堪能しているとはいえない。美味しいワインは美味しい食事とともに楽しんでこそ、より豊かな味わいになるというものである。このラングドック地方は野菜から、魚介、お肉までなんでも新鮮な食材が手に入りやすい場所でもある。そこで生まれるワインならば、フードフレンドリーであること間違いなし。

ならば今回の提案は7品種、それぞれの味が活きるレシピを料理家・竹中紘子さんにレシピを考えていただいた。今日の気分で7品種から一本選び、お昼、昼下がりのピクニックに、夕日が落ちる前にアペリティフで、しっとりと夜の食事にと、「ロシュ・マゼ」があれば、一週間のワインコーディネートも楽しくできるというわけだ。

もうすぐ、あの十連休もやってくる。そんなときにワインとこのレシピがあれば、楽しい時が過ごせるというものです。そして、ワインを飲み始めビギナーのみなさんにはこの多品種を飲み比べることで、自分の好みのブドウ品種がわかるという、最近はやりの「ワインの教養、自分バージョン」が見つけられ、さらにいろいろなワインや品種にチャレンジしていく、「ロシュ・マゼ」がその道先案内の入口にもなるのではないだろうか。レッツ・エンジョイ。

週のはじまりはスッキリとしたシャルドネ 少しピリッとした味わいがポイントです。

青唐辛子をきかせたセビーチェ (魚介のマリネ)バケット添え
[材料]
刺身用白身魚・・・150g
ホタテ・・・3粒
にんにく・・・1片(みじん切り)
しょうが・・・1片(みじん切り)
セロリ・・・1本(みじん切り)
紫玉ねぎ・・・1/2 個(みじん切り)
パクチー・・・1束(みじん切り)
青唐辛子・・・4本(小口切り)
レモン汁・・・1個分
砂糖・・・・小さじ1
塩・・・適宜
胡椒・・・適宜

[作り方]
1、魚とホタテを1. 5㎝角に切る。
2、ボールに残りの材料と1を入れよく混
ぜ合わせ、冷蔵庫で1時間以上置く。

シャルドネ

エスニック料理のスパイシーな味には果実味があり 少し樽香のするメルローが相性よし

海老ジンジャカレー
[材料]
海老・・・150g(殻付き)
玉ねぎ・・・1/2 個(みじん切り)
A
にんにく・・・1片(すりおろし)
しょうが・・・3片(すりおろし)
カレー粉・・・大さじ2
コリアンダーパウダー・・・小さじ2
トマト・・・1個(完熟)(半分に切る)
ココナッツミルク・・・200cc
インゲン・・・10本(3㎝に切る)
塩・・・適宜
胡椒・・・適宜
サラダ油・・・大さじ3

[作り方]
1、海老の背に殻ごとハサミを切り込み、背わたをとり、
水気をよく拭き取る。
2、鍋でオイルを中火で熱し、1を入れ、海老の香りが
よく出るまで炒め、取り出す。
3、2の鍋に玉ねぎを入れ炒め、シナっとなったらA を
入れて、さらに炒める。
4、3にトマトとココナッツミルクを加え、海老を戻し、
蓋をして弱火で10分煮込む。
5、4にインゲンを加え5分煮る。塩で味を整える。

メルロー

スッキリとして、豊かな香りのソーヴィニヨン・ブラン 魚介はもちろん、大葉の香りを際立たせてくれます。

しらすと大葉と三つ葉のオムレツ
[材料]
しらす・・・100g
大葉・・・10枚(千切り)
三つ葉・・・1束(みじん切り)
卵・・・4個
ごま油・・・大さじ3

[作り方]
1、ボールに卵を溶き、しらす・三つ葉・
大葉を入れ混ぜる。
2、小さめのフライパンに油を中火で熱し、
1を加え菜箸でクルクルかき混ぜる。蓋をし
て5分たったら、蓋ごとひっくり返し、蓋の
面をフライパンに戻し、もう4分弱火で焼く。

ソーヴィニヨン・ブラン

ミネラル感があり、果実味も豊かなブリュットは アペリティフにはもちろん、食事全体も通せます

そら豆と鶏ひき肉の一口コロッケ
[材料]
ジャガイモ・・・中2個
空豆・・・20粒
玉ねぎ・・・1/6 個(みじん切り)
鶏ひき肉・・・80g
塩・・・適宜
胡椒・・・適宜
オリーブオイル・・・小さじ2
小麦粉・・・適宜
卵・・・1個
パン粉・・・適宜
揚油・・・適宜

[作り方]
1、そら豆を塩茹でし、皮をむく。
2、ジャガイモの皮をむき、4等分に切り、水から茹でる。ジャ
ガイモに串がすっと通ったら、ざるにあげる。(レンジでも可)
3、フライパンにオイルを熱し、木べらで鶏肉を炒め、パラ
パラしたら、玉ねぎを加えさらに炒め、塩胡椒をふる。
4、3の火をけそ、1と2を加え木べらで潰しながら混ぜ合
わせる。ピンポン球より少し小さく丸める。
5、小麦粉・溶き卵・パン粉の順に衣をつけ、揚げ油で
きつね色になるまで揚げる。

シャルドネ・ブリュット

ピノ・ノワールのフレッシュ感、酸味、ミネラル感は苦みのある野菜、脂身のあるお肉には相性よし。

クレソンと豚肉の和え物
[材料]
豚バラ肉薄切り・・・200g
クレソン・・・1束
ミョウガ・・・2個(千切り)
醤油・・・大さじ2
白ワインビネガー・・・大さじ2

[作り方]
1、クレソンを3センチに切り、ざるに入れておく。
2、ボールにミョウガ・醤油・レモンを入れ混ぜる。
3、鍋に湯を沸かし、豚肉を入れ湯がく。
4、1のざるに3をあげ、水気を切り(クレソンに熱が入る)、
2のボールに入れ和える。

ピノ・ノワール

食事の素材を選ばない万能なのがロゼ テラスとで、外で、温かな日差しの元で楽しみたい

ケイパー・新玉ねぎたっぷりサバのオープンサンド (バケットもしくはカンパーニュ)
[材料]
A
鯖缶・・・1/2 個
ケイパー・・・大さじ2
マヨネーズ・・・大さじ3
粒マスタード・・・大さじ1
塩・・・適宜
胡椒・・・適宜

新玉ねぎ・・・1/6 個
ルッコラ・・・適宜
バケット・・・適宜(今回はミニサイズのバケット3本使用)
にんにく・・・1/2 片

[作り方]
1、玉ねぎを繊維にそって薄切りにし、塩(分量外)を少々ふり、手でギュッと絞る。
2、Aと1を混ぜ合わせる。
3、バケットを上下半分に切り、断面にニンニクを刷り込み、オーブントースターで温める。
4、3に2とルッコラを挟む。
5、4にインゲンを加え5分煮る。塩で味を整える。

ロゼ

どっしりとした骨格のあるカベルネ・ソーヴィニヨン、牛肉としっかりした味付けにはやはりこの一本

牛肉と菜の花の焼き すき焼き風
[材料]
牛肉切り落とし・・・250g
牛脂・・・1個
菜の花・・・1束
白ごま油・・・大さじ1
塩・・・適宜
卵黄・・・1個
A
醤油・・・大さじ2
砂糖・・・大さじ2
酒・・・大さじ2
赤味噌・・・小さじ1

[作り方]
1、菜の花の根元を5mm 切り、水に30分以上つけておく。
2、フライパンにオイルを熱し、菜の花を加え、塩を少々ふり、
色が鮮やかになるまで炒め取り出す。
3、2のフライパンに牛脂を入れ、脂が出たら、牛肉を加え
色が変わるまで炒め、2を戻し、A を加える。
4、お皿に3を盛り、卵黄をそえる。

カベルネ・ソーヴィニヨン

この記事を書いた人

WINEWHAT
WINEWHAT
YouTubeInstagramでも、コンテンツ配信中!
フォローをお願いいたします。

Related Posts

PAGE TOP