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ボルドー最古のワイン商が提案する、旅するように楽しむワイン

チーフワインメーカー、ローラン・プラダさんが語る“バルトン&ゲスティエらしさ”とは?

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本社のまわりにある畑でとれたブドウは、クリュ・ブルジョワのワイン「シャトー・マニョル」に使われている。畑は30ha。品種はメルロ48%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%、カベルネ・フラン12%。平均樹齢は22年。土壌は砂礫質。

旅するように楽しむワインのパスポート

ボルドーだけを考えても、多くのアペラシオンがあり、それぞれの産地で個性があります。もちろん、造り手によっても味が変わります。造り手による味の違いを楽しむのはワインの醍醐味のひとつですが、思った通りのワインを簡単に手に入れることができないのは、ちょっと残念。そこが、フランスワインへの難しさを感じてしまうポイントでもあるでしょう。

そんな難しさを解消するべく、バルトン&ゲスティエではマルゴー、グラーヴ、サン・テミリオンなど、ボルドーの人気アペラシオンを厳選し、その土地の名前を冠したワインを造っています。「大事にしているのは、その土地らしさをすぐに感じ取れるワインを造ること」だとプラダさん。

「たとえばメドックなら、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロがもたらす、厚みとしっかりした骨格が感じられること。サン・テミリオンなら、メルロとカベルネ・フランがもたらす、力強さとふくよかさが同時に味わえること。そのアペラシオンの一番の特徴がすぐに感じられるようなワインを造っているのです。だから、当社のボルドーACシリーズを飲むと、ボルドーのいろんな土地の味を知ることができます。それはまるで、その土地を旅するような体験です。だから、私は自分がたずさわっているワインのことを“ワインのパスポート”だと思っているのです」。

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ボルドーワインの代表的な味わいを楽しめるボルドールージュ・ブランとボルドーACシリーズ。

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