新商品ブラインド・テイスティング2016-2017冬

凝縮感たっぷりのブラックチェリーに、クローヴやジンジャーなどスパイシーなフレーバー。樹脂や樹皮のニュアンスも感じられる。がっしりとした骨格、力強いタンニン。

【柳】

緻密な構成。プラムのリキュール。カリフォルニアのジンファンデルほど大柄ではなく、タイトにまとまっている。酸味も十分、渋みもしっかり。

凝縮したカシスの果実味に、クローヴやブラックペッパーのスパイシーさ。ボディに厚みがあり、酸とタンニンのバランスがハイレベル。

【柳】

昔懐かしい青いニュアンスを残しつつ、複雑で緻密な構成。ザ・ボルドーと思ったのだが。

凝縮した風味のラズベリー、カシス、甘草、シナモン、樹皮、鉄分など、香りの構成はじつに複雑。ストラクチャーがしっかりしており、伸びやかな酸味。渋みは果実味の中にきれいに溶け込んでいる。

【柳】

複雑でタイトな締まりがあり、骨格ががっちり。まだ若く、今は飲み頃ではない。あと何年か寝かせるべき。ポテンシャルは大きい。

チェリー、スミレ、オー・ド・ヴィー、紅茶など、複雑なフレーバー。緻密な構成で、調和に優れ、タンニンも豊富。

【柳】

淡い色調で、濁りがある。小梅を思わせる酸っぱそうなフレーバー。癒し系の薄旨味。自然派のワインバーで玄人受けしそうだが、万人向けではない。

凝縮感があり、香りの芳香性も高い。ラズベリー、野ばら、キャラウェイシード、月桂樹、バニラ、樹脂など複雑なフレーバーをもつ。骨格はがっしり。

【柳】

ピュアな酸味をもち、硬いタンニン。アフターに収斂味が感じられる。

芳香性が高く、ブラックベリー、プルーン、バニラ、カカオ、樹脂、鉄分など、じつに複雑な要素を備える。肉付きがよく、なめらかな舌触り。まろやかな広がり。タンニンがフィニッシュを引き締める。

【柳】

複雑な構成のフレーバーをもち、スパイシーなアフター。少々インクっぽいニュアンスも。タンニンのきめは細かく、しっかりしたストラクチャー。

香りはやや閉じ気味だが、ブラックチェリーに紅茶、枯葉、鉄分など、複雑なニュアンスが感じとれる。凝縮度は高く、緻密な構成。なめらかな舌触りと喉越し。バランスもよくとれている。

【柳】

しっかりした色調をもち、ピュアでクラシックなスタイルのピノ・ノワール。しなやかなタンニン。